2011年4月12日火曜日

コム・ダビチュード~いつも通り~

「誰も知らない泣ける歌」でも紹介されたのでご存じの方も多いでしょうが、フランク・シナトラが歌ったポジティブな歌詞の『My Way』。元はシャンソンで、冷え切った恋人たちの~いつも通り~の日常を綴った暗い(ていうかアンニュイ?)歌詞内容。


そんなルーティンワークとは 違う意味で、こんな時だからこそ~いつも通り~が大事かなぁと思った次第。当たり前ですけど人は出来ることしか出来ないわけで、非常時も気負わずやれる事をやるだけというのが長続きするコツなのだろうと思います。


森川久美という漫画家の『南京路に花吹雪』に登場するキャラクター「黄 子満(ワン・ツーマン)」が警備にあたる仲間達一人ひとりに異常が無いか訊いて回るシーンで、同行する仲間に

「何故おんなじ事をしつこく訊いて回るんだ?今夜は何も起こらないぜ。」

と言われて一言。

「異常があった時にすぐ判るからだよ。」


~いつも通り~には新しい発見のヒントが隠されているのかも知れません。

3 件のコメント:

  1. 『南京路に花吹雪』は、ブログで紹介しようと思いつつ、まだ記事にしていなかった漫画です。
    日経新聞で連載されていた高樹のぶ子の『甘苦上海』があまりにも酷い内容だったので、『南京路に花吹雪』と比較して『甘苦上海』のクズっぷりを分析しようと思っていたんです。
    『南京路に花吹雪』本郷と黄(ワン)は、お互いに同じくらい日本と上海を愛しているのに、その「日本と上海を愛する気持ち」ゆえに仲たがいする結果になってしまう…という運命が、なんとも皮肉ですね。

    ちなみに、私は「いつものとおり」というと、エレファントカシマシの曲を思い出します(^^)

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  2. 「コメント入りました」メールが来たもののサーバー不具合のためか、記入されてないので勝手にコピペ


    >
    『南京路に花吹雪』は、ブログで紹介しようと思いつつ、まだ記事にしていなかった漫画です。
    日経新聞で連載されていた高樹のぶ子の『甘苦上海』があまりにも酷い内容だったので、『南京路に花吹雪』と比較して『甘苦上海』のクズっぷりを分析しようと思っていたんです。
    『南京路に花吹雪』本郷と黄(ワン)は、お互いに同じくらい日本と上海を愛しているのに、その「日本と上海を愛する気持ち」ゆえに仲たがいする結果になってしまう…という運命が、なんとも皮肉ですね。

    ちなみに、私は「いつものとおり」というと、エレファントカシマシの曲を思い出します(^^)

    > by さらささん


    可愛さ余って憎さ百倍とはちょっと違いますが、「仲たがい」もより激しくしなければ戦い合えない、お互いが原因で足を引っ張られないよう、自由に生きてほしいという想いが切ないですね。

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  3. さらささん失礼しました。

    スパムフィルターではねられてましたので解除しました。

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