2011年10月19日水曜日

さかのぼって日本史

番人の日本史観をさかのぼると漫画に行き当たりばったり…もとい、行き当たります。

山岸凉子『日出処の天子』。小林よしのり『ゴーマニズム宣言』。みなもと太郎『風雲児たち』。諸星大二郎『暗黒神話』。白土三平『カムイ外伝』等々。年号を覚えるのが苦手な番人が、日本史の試験でそこそこ以上の点数だったのも、年配の方と話を合わせられるのも、生活の役に立たない「空講釈」たれなのも皆漫画(きっちり調べた漫画家さん)のお陰です。

番人の江戸時代史観は、関ヶ原の戦いから幕末までを描く(現在も続編連載中)みなもと太郎の『風雲児たち』に強く影響を受けてます。

そんなわけで(どんなわけかは『風雲児たち』を読んでね)、Eテレ『さかのぼり日本史』で田沼意次が悪玉扱いだけで切り捨てられた事が不満です。昔のNHKドラマ『天下御免』では主人公平賀源内との絡みで善玉っぽく 描いてたくせに!

歴史は多様な見方があるというお話。

2011年10月18日火曜日

RYUDEN

今更ですが土曜日のライブのポスター。

会場であるSlowBaseともイメージが重なるデザイン。制作は主催者でディジュリストでドクトールの石ちゃん(ちゃんと確認してないけど)。


半分スタッフの番人はあれこれやってて、ライブ開始40分後にようやく会場内へ(T_T)


リハでのリラックスした感じとはまた別の雰囲気を醸し出してるryuta&ユンテラ。どう表現したらいいのだろう。

見た目は二人とも心根そのままの優しい感じでリラックスできるけど、威圧的ではないオーラというかカリスマ性。…上手い言葉が見つからないけど、なんとなく分かって頂けるだろうか?

その雰囲気に共鳴して、ライブの始まりから踊りっぱなしの女性が一名。彼女が中盤あたりに他の娘を誘ったら、物怖じするかと思いきや「踊りたかったんです~!」

       ”ダンサーズ”は更に増殖。終盤には女性陣全員が”サイドダンサーズ”


                   そして最後は全員で大合唱!

 
彼らの楽曲については、番人が語るよりRYUDENオフィシャル・ウェブサイトにて。CD買ってライブに行って上げてね!次は10/22遠野で彼らに会えるそうです。


祭りの後の打ち上げ。
岩手県山田町出身のryutaくん、キーボードのユンテラくん、加えてお客様も何名か居残り。話が弾む内に

家主「君たち被災の事などもう言いたくもないよなあ。言わなくていい!俺が変わりに言ってやる!」と…後はご想像にお任せします。

番人「泉谷しげるみたいに、”俺は売名行為でやってんだ~!(だからお前らは金出せ!)”って言えばいいのにねえ。」と茶々を入れ…後はご想像にお任せします。

他にも色んな話で盛り上がり、夜は更けていったのでした。

2011年10月12日水曜日

Eテレ『さかのぼり日本史』

昨日見たのは、天明の大飢饉が徳川三百年の礎となる幕藩体制改革のきっかけとなった!という内容。

次回の「低成長に見合った社会構造の転換」という内容に繋げる意図と”小沢一郎”を揶揄したのか、「質素倹約」の松平定信は”良い人”。お食事券…もとい、汚職事件で”悪い”田沼意次は失脚という扱い。

松平定信も嫌々ながら田沼意次に金品を送っていると書き残してることや、田沼意次が賄賂を拒絶した史料もあるので、見方を変えれば田沼意次は転換期にあって松平定信への繋ぎ役だったとも言えるかも。

まだ二度しか見てないで評価するのもおこがましいけど、”テーマ”に沿い過ぎて興味を引く広がり欠けるかもという印象。

2011年10月5日水曜日

VICENTE AMIGO - Ojos De La Alhambra

ビセンテ・アミーゴの『オホス・デ・ラ・アルハンブラ』という曲。辞書無しでタイトルを訳せるから選曲しました(^.^;

『アルハンブラの瞳』という意味。


パコ・デ・ルシア亡き後のフラメンコ・ギターで新しいものはもう生まれない、と言われていたところへ彗星のごとく現れたのがビセンテ・アミーゴ。…と誰かが言ってました。

アルバム『イデアの街 -La Ciudad De Las Ideas-』に収録。ビセンテのギターもいいですが、参加してる歌手の声が特に好きです。