2011年4月29日金曜日

 花見と言えば「桜」となったのは平安以降なのだとNHK『歴史秘話ヒストリア』でやってましたが、それ以前は「先進国中国」に習い梅が花見の主流だったそうな。

「桜の樹の下には死骸が埋まっている」「桜の樹には鬼が隠れている」「桜の下に長く居ると気が狂う」等々の言伝えは「梅好きの陰謀」なのか知らん。

八戸のソメイヨシノは今が見頃。SlowBaseの山桜は今だ蕾。「こどもすろうでい」に見頃が重なると良いなあ。







肉球がまだ桜色のミルクの子供たちもだんだん目が開いて来ました。

2011年4月24日日曜日

初カヌー

今日は午前中「リバランのクリーンアップ作戦」に参加。昨日からの雨も上がり、桜並木を眺めながら新井田川の清掃をしてきました。

天理教の方々が清掃奉仕してることもあって、意外とゴミは少なかったです。もっとも、河口に近いとこには流されてきたコンテナがあったりしますけど、小さなことからコツコツと身の丈に合った事をやっていくしかない番人。

さて、清掃後にお誘いいただき、初カヌーに挑戦!といっても、元ラガーマンでベテランカヌーイストである「居酒屋 点」のマスターに付いてレクチャーを受けながらでしたけどね。

大人数が乗る渡し船や川下り船よりも低い目線、ゆったり川面から桜並木やそれぞれに川岸で過ごす人たちを見てるのは気持よかったです!

カナディアンカヌーに乗り込んだ戸川さん他三名は『SLOW:radio』の収録をしながらの川下り。30分ほどの船旅でした。


午後からは被災した市川町の公民館で行われていた「無料バザー」の撤収作業のお手伝い。二トントラック満載の荷物撤収は少々疲れました(^^ゞ。




2011年4月23日土曜日

花の命は短くて

「苦しきことのみ多かりき」という林芙美子の句ですが、彼女と親交があった『赤毛のアン』の翻訳者村岡花子の遺族宅に文献が保管されていて

「苦しきことのみ多かれど 風も吹くなり 雲も光るなり」という続きがある事が判明したそうです。

「人生楽ばかり~」な番人が 「楽しきことのみ多かりき」ともじってみようかと思って調べたら判明。

2011年4月20日水曜日

雪は降る…






昨日今朝と雪が降りました。

積もることはないけれど、3月並の寒さ。そのせいだけではないものの、ミルクの目の下に隈のようなものができ、沢山食べてるのに窶れた感じ。


お母さんは大変だねぇ。

2011年4月18日月曜日

こどもすろうでい

 来月、5月15日(日)に開催予定だった『SLOWBASEの森のすろうday』vol.10の打ち合わせ当日が3.11でありました。

一旦は中止することになりましたが、素浪人プロジェクトメンバー他から「地域の方々に開放して楽しい気分だけでも味わって貰いたい。」との声が上がり、再度打ち合わせた結果「子供たちが元気になれば大人も元気に!」ということで、いつものクラフトや食べ物の出店は無しに参加者全員スタッフとなり、子供たちがすべてを忘れて笑うことができるイベントを開催することになりました。


『こどもすろうでい』

場所 TREESIDE・SLOWBASE  青森県八戸市市川町和野前山17-488

日時 5月15日(日) 午前10時から午後4時まで

内容 季節はずれの餅つき、宝探し、紙芝居、本の読み聞かせ、音楽会、煎餅の耳汁のお振舞
い、釣り堀、など。

何れも子供たちのみが対象で、付き添いの大人たちの飲食物はご自分たちで用意されたし。お振舞いが余った場合は大人もOK。いつも通り、なるべくMy食器(箸、カップ等の器)持参でお願いします。
番人の提供できることを只今思案中。

2011年4月15日金曜日

野生生物との遭遇

番人(見習い)がSLOWBASEの森で遭遇した野生生物は、去年一昨年にニホンカモシカ二回。一昨年モモンガ二回(滑空場面無し)。今年は野鳥たち以外はまだ遭遇してません。


モスラ?のような蛾は昨年写真に収めましたが、何と言う種類なんでしょうね?

その名は「カムイ」









生まれた三匹のうち唯一の雄が、貰い手決定。SLOWBASE電気関係の「組長」和田さん!名前も「カムイ」になりました。

名付け親は出産時にアドバイスいただいた秋田の山本さん。

貰われて行くのはまだ先ですが、ハイソックスを履いたみたいに足と尻尾が白い「カムイ」は一番危ない状態だっただけに、ちょっと複雑な心境。ま、会えなくなるわけではないので犬好きで経験豊かな和田さんで良かった。


姉妹のうち一匹は残し、一匹は貰われて行く予定。さて、どちらが貰われて行くことになるのやら。名前決定はその後に。



母のミルクは家主が溺愛するお嬢様なせいか、トイレをケージの外でしたがるきれい好き。出産後もナーバスにならないのはありがたいけど、知ってる人が近付くと子供たちの側を離れて写真の状態。

トイレのついでに長く散歩したがるし、まったくお嬢様ったら。

2011年4月13日水曜日

生後一日









ここ、SLOWBASEに迷いこんで来たときは「うめのダンボール」に妹と一緒に入れるサイズの生後三ヶ月だったミルク(現在一歳半)も母になりました。


三匹の子供たち(生後一日)も元気になった。長女はミルク似、次女はモン太似で一番図太い。長男もモン太似だけど(だから?)昨日はちょっと危なかった。


ミルクの「パパ」が孫三匹の様子を伺う後ろ姿。

2011年4月12日火曜日

ミルクの出産

震災も乗り越えてSLOWBASEの森の番犬ミルクが無事?出産!

午後三時過ぎに出産が始まり、まだ産まれる可能性も残しつつ、只今のところ三匹出産。

しかし初産のためか、一匹だけが他を押し退けたのか、二匹は放置状態。鳴き声、動きも弱まり始め体が冷たく硬直気味だったので一旦ミルクから引き離して家主と共に猪ストーブ&乾布摩擦で暖めました。
鳴き声動きも元気になったところでミルクの元へ。三匹仲良くミルクに抱かれてひと安心。後はしばらく様子見ですな。




コム・ダビチュード~いつも通り~

「誰も知らない泣ける歌」でも紹介されたのでご存じの方も多いでしょうが、フランク・シナトラが歌ったポジティブな歌詞の『My Way』。元はシャンソンで、冷え切った恋人たちの~いつも通り~の日常を綴った暗い(ていうかアンニュイ?)歌詞内容。


そんなルーティンワークとは 違う意味で、こんな時だからこそ~いつも通り~が大事かなぁと思った次第。当たり前ですけど人は出来ることしか出来ないわけで、非常時も気負わずやれる事をやるだけというのが長続きするコツなのだろうと思います。


森川久美という漫画家の『南京路に花吹雪』に登場するキャラクター「黄 子満(ワン・ツーマン)」が警備にあたる仲間達一人ひとりに異常が無いか訊いて回るシーンで、同行する仲間に

「何故おんなじ事をしつこく訊いて回るんだ?今夜は何も起こらないぜ。」

と言われて一言。

「異常があった時にすぐ判るからだよ。」


~いつも通り~には新しい発見のヒントが隠されているのかも知れません。

2011年4月1日金曜日

初めまして

お初にお目にかかります。森の番人(見習い)と申します。

青森県八戸市市川町にあるTREESIDE SLOWBASEの森(正しくは林ですが)の番人見習いで居候で御座います。

今回の地震により被災された方々に赤心より御見舞い申し上げます。

取り急ぎ御見舞いと軽い自己紹介のみの投稿にて失礼。