2011年11月23日水曜日

これも たぶん きっと夢

タイトルは『愛の水中花』の節をつけてお読みください。

前回から、とあるブログを真似て、以前にやっていたブログ記事の焼き直しをしてる番人。”夢”の続きは金縛りについてでございます。

どういう風に金縛られるかは人それぞれでしょうが、番人の場合はふと目覚めて息を吐いた途端、「来る!」という予感と共に掛かってしまいます。体を動かせないのはもちろん、視野狭窄が進んでブラックアウト寸前。胸のあたりから地の底に引きずり込まれるような感覚になります。必死で抵抗…体も動かせず声もでないので「やんのかコラ!上等じゃねぇか!」などと心の中で叫ぶだけですが。

そうこうしてる内に解けるのですが、解けた直後の再金縛り。一晩にそれが十数回続いた事もありました。霊感など無く、幽霊を見たことない番人ですが、数百回の金縛りの内に一度だけ”感じた”お話です。


いつも通り(慣れてるのに何故予防出来ないか不思議)…ではなかったのです。ガタガタ音と揺れで目覚めた番人、直後に金縛り。押入れの襖が音を立てて揺れてるのが見え「地震だというのに金縛りかよ!」と思ってたら、遠くの方から団体さんの足音が聞こえてきました。だんだん近づいて来たその主は甲冑武者!身なりからすると戦の後みたいでした。

ザッザッという足音と共にすぐ傍まで来た!…と、番人の腹を踏みつけて通りすぎて行く甲冑武者たち。「蹴られてはいないけど、踏んだり蹴ったりとはこの事だな。」と、どうすることも出来ずに彼らを見送ってたら、いきなり耳元で唸り声。見ると”貞子”みたいな女性が恨めしげに立ちすくんでいました。言葉は聞き取れませんが、おそらく甲冑武者たちへの恨み事を聞いてもらいたいご様子。

「気持ちは解かるがこっちも大変なんだ!恨み言ならアイツらに直接言ってくれ!」

すると、唸るのを止めて憤慨した様子で番人の腹を踏みつけて行きました。

「まったく!どいつもこいつも!」と怒り心頭になって気がつくと金縛りは解けていました。地震も収まっていたので起き上がって襖を見ると、きちんと閉まってました。そして、”目覚めて””見る”と書きましたが、金縛り中は瞼も閉まってました。

そう、”見た”のではなく”感じた”のです。

これが唯一の”幽霊体験”です。”地震”ではなく”ポルターガイスト”。

だったら面白いんですが、番人の腹に踏まれた跡もありませんし

これも…たぶん…きっと夢。

2011年11月22日火曜日

夢と現のトリップ

”将来の”ではなく、夜見る夢のお話。

私は夢を”夢と認識して見る”質なのですが、夢であった確信が持てない”たぶん夢”を何度か経験しました。その内の一つが荘子の胡蝶の夢的な「夢から覚めた夢」です。

いつものように”認識”して夢を見ていた私は、目覚めて起き上がろうとした…が、何だか違和感があった。まだ”認識”がある!「夢だ!」
程無く目覚めた…が、”認識”
目覚め…”認識”
目覚め…”認識”
目覚め…”認識”
目覚め…
目覚…

一晩の内にこれを繰り返す事30数回。フラッシュバックの間隔がどんどん短くなって行った。そして…

ようやく”認識”無しに目覚めて30年程経過した現在。51歳の番人は、”認識”無しの夢の中で生きているのか、しっかり現を生きているのか少々心もとない今日この頃。

2011年11月20日日曜日

キリストップ四時間前なう

今年最後の、番人にとって初のキリストップなう(2011,11,20、PM3:00頃ですが)!愛車HONDA R&P50にて行って来ました。


 閉まってましたけど、雨も降ってましたけど、着込んでたのに寒かったですけど、見られただけで良し!




































里山に溶け込む十字架。…記事を書いてたら何故か「特捜最前線」のエンディングテーマ『私だけの十字架』が頭の中に響き渡る。

2011年11月19日土曜日

引き続き、貰い手募集中!

 震災一ヶ月後の4月12日。娘が近寄ると嫌がって逃げる父としての自覚が無い雑種犬モン太と、ロングスカートにハイヒールを履いてるかの如く水たまりを避けて散歩し、見知らぬ人や他の犬には吠えまくる、お嬢様で女王様な雑種犬ミルク。

 二匹の間に生まれた三兄弟の次女。生まれた直後から姉と弟を差し置いて、母ミルクのオッパイに食らいついて離れなかったチャオ。

こんなだったのが↘





父より大きくなりました。右が自覚の無い父モン太。







 三歳半の父より大きくなった生後7ヶ月の”子犬”で、雑種のメス。体長、体高とも45㎝ほど。母親ミルクよりは足が短いので体高は低いのですが、あと一回りほど大きくなるかも知れません。

 誰かれ構わず舐めまくり、生え替わりで痒いため物をかじり散らします。ただ、母親の躾(金網越しの写真が躾中)が良いせいと番人の躾ましたので人を噛むことはありません。 甘えて跳びかかりはしますけど、”軽い肩たたき”程度になってきました。

 餌付きのお座りに加えもう少しでお手も出来そうです。散歩中に叱ると、最後の写真の様に、番人の膝に前足を載せて見上げ、何処ぞの居酒屋みたいに「はい!喜んで!」といった感じになります…が、「だから、構ってちょうだい!」ということですけれど。

そんなチャオの貰い手を、引き続き募集しております。SLOWBASEまで引き取りに来られる方よろしくお願い致します。

連絡はmolinobannin@gmail.com森の番人まで。

2011年11月10日木曜日

グッジョブ最終日

昨日の記事で「蕎麦打ち体験」と書きましたが、家主の実家の精米所で、手作業での「稲こき」ならぬ「蕎麦こき」に時間がかかり、午前中は蕎麦こきのみ(^^ゞ)
この蕎麦は津波をかぶった家主の畑で育てた「被災蕎麦(家主命名)」

それでも、生徒たちは楽しそうにやってたのが救い。粉にして蕎麦打ちする時には生徒たちも招待することになりました。

その後、SlowBase に戻り、昨日出来上がったばかりのデッキの上でランチタイム。締めくくりは自ら薪で沸かした空中露天風呂に。丁度沸き上がった頃に、お迎えのためお母さん方が到着。母子たち4人で仲良く入浴という事に。と言っても、お母さん方は足湯。生徒たちは水着着用でしたが。

三日間を通しての生徒たちには 、指示された作業に付随する仕事を考えたり、役割分担して効率的にやろうとする姿が随所に見られ、成長するのが楽しみです。

2011年11月9日水曜日

グッジョブ二日目終了

初日は生徒たちと清掃から始め、家主の鶴の一声でツリーハウスのデッキの基礎作り。初日は写真を撮り忘れたので、二日目の今日出来上がったデッキをご覧下さい。









生徒たち、覚えも早く頑張ったのでこんな感じになり、「明日は手摺付けてデッキは完成だな!」…と言ってた家主、後片付け後には「明日の午前中は蕎麦打ちだな!午後からは風呂焚きさせて入らせてやるべ!」

四日間 の予定でしたが、11日は一人発表会で青森市に行くため明日を最終日にして、ねぎらいがてらの蕎麦打ち、風呂焚き体験。

生徒の一人は自宅一階が津波により浸水して官舎住まい。もう一人も畑などが浸水。”自分たちで作った”経験が二人の将来に幾許かでも活かされたら嬉しい限りです。

2011年11月7日月曜日

グッジョブ

明日から四日間SlowBaseにて地元市川中学校の「グッジョブ」。職場体験です。

差し当たり、掃除など環境整備とマッチ一本での火おこしから風呂焚き、自分で掃除したツリーハウスで遊んで、自分で沸かした風呂に入る事を”体験”してもらう予定。

例によって家主から伝えられた情報は皆無に等しい「掃除させて、風呂沸かして入れさせればいいべ!」

何時に何人きて食事等はどうするの?

ま、なるようになる。

エネルギー政策

先日、市民ジャーナリスト青森のブログへコメントしたつもりがされてなかったみたい(ToT)

なので、その内容を(もううろ覚え)加筆して綴ってみようかと。

 青森県議会議員全員に対する原子力政策についてのアンケートの質問が「青森県の原子力マネー依存からの脱却は可能か?…各原子力施設はどうするべき?」となっていたせいか、選挙対策、保身のためか、放射性廃棄物処分場について触れた議員が一人もいないのは残念な事です。

 原子力政策を語るなら、放射性廃棄物を何処にどう処分するべきかは原発推進派反対派共通の課題であり、福島原発事故などで待ったなしの状態だと思います。ITERですら放射化し難い材料が開発されないままでは高、低レベル放射性廃棄物共に出ると推測されています。

 私としては、現在の処分場公募は適地が応募するとは限らないので反対。難しくても調査による徴用をして新しい技術、情報が出てきたらその都度見直して行くしか無いと考えます。”金に物を言わせて途上国に押し付ける”のも”金をむしり取られた上に兵器転用される”のも嫌なので国内処分。テロなどで奪取されても兵器転用し難い様にする必要もあります。

 代替エネルギーは各々実証実験や開発が進んでいますが、自然・再生可能エネルギー であっても”原発より安全”かどうかは総合的に検証されなければならないとも思います。風力発電やヒートポンプのインバータなどでは騒音、低周波振動によると覚しき不眠、目眩、鬱、バードストライクなどの被害報告もあります。

 比較的短期間に代替可能とおもわれるのは、太陽光発電、風力発電、ガス(天然ガス、バイオマス)火力発電、燃料電池などですが、陸上ではこれらのハイブリッド型。メガフロート若しくは巨大タンカーにこれらと潮汐発電を加えたものならイザという時移動でき、 特にタンカーなら他国に”移動販売・援助”もし易いかと。実証実験が始まっている宇宙太陽光発電にも夢があるので期待しています。
他にも地熱、水力、メタンハイドレート、温度差発電、熱を熱のまま保存して利用する技術、積雪地域限定ですが、雪を保存して冷房と空気清浄。思いつきですが、地球自転発電とか。



これらの代替エネルギーがきちんと政策としてなされるなら、原子力廃止によって失われる雇用他等も吸収できるのではないかと思いますが如何?