2011年6月30日木曜日

つい

好きな漫画家の作品が古本屋で一冊¥88だったので買ってしまった。

『ぼくだけが知っている』吉野朔実全三巻。「子供の頃から大人だった」小学四年生の物語。


小学四年生の頃の私は、好きな女の子の家へ一人で遊びに行っては人当たりの良さでご家族に気に入られ、ついお姉さんやお母さんのお手伝いをしたりと、「好きな娘と二人っきりで遊ぶ」という本来の目的を果たせぬまま帰って来るような、少し引込み思案な子供でした。

2011年6月24日金曜日

今日の収穫






散歩コースの木苺はすでに食べ放題。問題はトゲと急な斜面。取りづらい場所ほど良い具合の実が沢山なっている。








昨日の散歩後の姿。思いは三者三様だが、「疲れたー。もう、何とかして!」状態なのは同じ。でも、笑ってるように見えるのも同じ。

2011年6月19日日曜日

通称エンドウ

貰い主の名から次女はエンドウと呼んでます。生まれた時は↓こんなだったエンドウが貰われて行くのはもう少し先。














2011年6月18日土曜日

an argument in Hashikami Sakyou furnace

5日の日曜日に車で30分ほどの隣町、岩手との県境にある階上町で窯元をされてる『佐京窯』へ家主のお供で行って来ました。

佐京窯は佐京さん御夫妻による縄文モチーフの焼き物が主な作品ですが、出土した土器をそのまま写すのではなく、縄文人が使っていた手法で現代も「使える」作品、というよりご自分達が使いたい作品を作られています。最初に御夫妻で分担して制作されてると聞かされた時には、てっきりご主人が成形、奥さまが装飾されてると思ったら、逆でした!

下の写真は田子町の特産品であるニンニクとセットで贈答用に企画された『縄文ガーリックポッド』です。御夫妻の友人の雑誌編集長が「俺にまかせろ!」と企画されました…が、「買い易い値段設定」に した為と、型取りによる量産はしないポリシーで一つ一つ手作りなので、御夫妻の得る金額は時給換算で¥350(T_T)









さて、目的は…宴会!…本来ならば二月の予定でした。というのもご主人は「南部もぐり」と呼ばれる潜水土木工事の潜水士でもあり、焼き物だけでは喰えないので昨年暮れから二ヶ月近く北海道へ出稼ぎに。奥さまは東京へ知人の眼科へ医療事務の出稼ぎに。帰って来られて落ち着いたら集う約束でしたが、家主が忙しいため延び延びになってたところへかの震災で更に延びてようやく宴会となったのでした。

お互いの作品の話からエロ話まで緩急取り混ぜた中、当然のように震災、原発事故の話になりました。ご主人は六ヶ所村の再処理工場建設にも係わり原発工事の実態にも詳しく、3月13日までのニュースを見て「メルトダウンはもう起きてる」奥さまや周囲に言ってた方。


 順を追って詳しく書きたいところですが長くなるので勝手に要約。

○脱原発

家主と御夫妻は無条件で止めるべきと。私は条件付き。その条件は

1:廃止と並行して放射性廃棄物の処理方法と最終処分地を決める。金に物を言わせて他国に押し付けるのは嫌だし、処分費用を取られた挙句に兵器転用されるのも嫌なので処分地は日本国内。

2: 原発を廃止しても電力は間に合うという統計もあるが、災害その他で発電所が電力供給出来なくなっても、最低限病院などへ優先的に融通が利く体制を整える。東西の周波数調整など。

3:再生可能エネルギーの更なる研究開発及び実証実験。


○原発事故の収束方法

家主と御夫妻はチェルノブイリ方式(鉛入りのコンクリートで覆う)。私は具体策を示せないけど、それ以外で、人がコントロールすべく努力を続ける。その理由は

チェルノブイリ方式では地上外部への放射性物質放出が止まったとしても、再メルトダウンが起こったなら、映画『チャイナ・シンドローム 』のように地下を溶かし進んだ場合などに手の施しようが無くなる。


○基本スタンス

1:脱原発。2:再生可能エネルギーへの転換。3:一人でも被曝する可能性がある事故なら即避難。4:風評被害と言われても汚染されてる可能性があるものは買わない5:まずは己の身を守る。他人の事よりまず身内。


等々、震災、原発事故以外にも話は尽きませんでした。…が、いちいち小理屈を言う私はお三人から責められっ放し。特に基本スタンスの3で「パニックが起きても避難して、後で間違いと分かっても良い」と言う意見に対し

私「その気持ちは否定しないが、パニックを起こさないほうが早く避難出来るのは今回の震災で避難訓練してた通りに行動して助かった例(一人の犠牲者も出さなかった岩手の全保育園)や高速道路の渋滞実験で立証済み。 一人を救う為にパニックで二人以上の死者が出る可能性もある。」

基本スタンス4で「政府、役人の発表する数値なんか信用できない」に対し

私「それを突き詰めれば、青森県でも放射線量が通常より上がった事をどう考えるのか?チェルノブイリの時でも吹き上げられた放射性物質が地球を一周してまた不降り注いだ。それを考えれば日本全土、地球全体が汚染されてる事になり、食べて良いものなど無くなる。個人個人が線量計でチェックしない限り安全など確認できない。」


以上からもお分かりでしょうが責められても当然ですね。


さて、これら以外のエロティックな話題やアーティスティックな話題はまた後日。

2011年6月17日金曜日

とあるブログ記事への質問状

その一

「初めまして。福島入りされた頃より拝見致しておりました。この記事に対しては「がん」について質問すべきなのでしょうが、他の疑問点についても質問する事をお許し下さい。

まず始めに、「放射線被曝パニック」とはどの事を指していらっしゃるのか分かりません。私の知る限りニュースその他でも、 逃げ惑う人々で死者が出たとか、流言蜚語が飛び交っているとか、暴動が起きたとかいった話は聞いたことがありませんが如何でしょうか?

「確定的影響」が起り得ない根拠が分かりません。累積250mSv以上の被曝が一般人に起り得ない根拠としては、今まで計測された放射線量から「確率的」には考えなくても良いと判断されたと推察出来ますが、福島入りされての実測結果でもホットスポットその他の状況からみて「起こり得る」話ではないでしょうか?
BSEもプリオンが原因と疫学的に証明されてはいませんが、狂牛病に罹った牛を食べても良いなどと言う人はいません。放射線量の実測結果のサンプル数が充分とは言えない現在、「想定外」の事も起こり得るものとして対処すべきだと思いますが如何でしょうか?

「がん」そのものについては仰るとおりと思いますが、誤解を避ける為には「放射線被曝リスクの内の発ガンリスクだけを論じていく」という表現の方がよろしいかと思います。「放射線被曝を正しく怖がる」とは被曝に伴なうあらゆるリスクを正しく怖がるということだと思いますが如何でしょうか?」

その二

「…」う~む、下書きしとくんだった。内容を忘れました(T_T)

確か、「長寿になったから癌も増えた」と言いながら、「日本人にとって業病だ」と表現してたので、先進国では大差無く、寿命が日本を上回れば「世界一」は入れかわると思いますが如何でしょうか?と質問したような?

その三は考え中。

2011年6月11日土曜日

食べ放題まで後…


ミルクとモン太の散歩コースに自生?してる木苺もようやく実を結んできました。まだ全体の一割にも満たない程度しか実を付けてませんが、再来週あたりには「食べ放題!」かも。
 もっとも、「美味しいとこ」は鳥や虫が先に食べちゃいますけどね。

レインボーマンはキリスト!?

 5月29日に新郷村で開催されたキリスト祭。素浪人な仲間たち、代表戸川さん始めSLOWradioのパーソナリティーも現地取材と番組収録に出掛けました。

『いんでねぇが 新郷!』コーナーのスペシャル企画で、『新郷村埋蔵金伝説』も探るべく発掘探検隊隊長代行にもインタビュー。その様子が昨日今日と放送されました。興味がある方はトレジャーハンターとなって検索されたし。

キリスト祭前日に高校の美術教師で画家でもある方がいらしてあれこれ話をするうちに、 キリストが八戸の八太郎地区の湊から上陸して十和田湖へ向かう途中で新郷村に行ったという話題から、亡くなられた川内康範原作の『愛の戦士レインボーマン』はキリストがモデルだと仰る。たまたま川内康範のことを調べていたら、「キリストもイメージして作ったと川内康範が雑誌に書いてた」というブログ記事を見て「これは本当の話だ!と決めた!」のだそうです。

そういえば、諸星大二郎の『生命の木』 も東北の山村の隠れキリシタンの話だし、十和田湖周辺にコーカソイドの遺伝子をもつ人が集中してるらしいし、坂上田村麻呂の蝦夷征討図では東北人は鬼として描かれてるし…


さて、皆さんはどう思われます?

2011年6月4日土曜日

独り?カムイは…

ひとり~♫ひとり~♫カムイ~♫

『カムイ外伝』のように一人旅ではありませんが、末っ子の長男カムイが昨日新しい飼い主さんに貰われて行きました。移動中は不安を隠せない様子だったそうですけど、到着後は割と元気にハシャギ回ってたとのこと。新飼い主さんとこには兄貴分というか叔父貴分というか牡犬が一匹居るので新しい家族と仲良く健やかに育ってくれたら良いなあ。

まあ、経験豊かな飼い主さんだし、一番元気なカムイのことだから大丈夫でしょう。





←生まれたときはこんな状態。初産のミルクはオッパイを離さない次女に掛かりっ切り。体温低下で硬直してるカムイ。一番命が危ぶまれたこの子が、まあ、よく元気に育ったこと。




達者でな!