スペース・ジブリではありません。悪しからず。
NASAが20年前に打ち上げた人工衛星落下のニュースを見て思い浮かべたのは、水樹和佳の『伝説』。
ネタバレですが、世界連邦国家となった未来の地球が舞台。その礎を築いて亡くなった偉大な天才科学者が実は冷凍睡眠されていた。彼が長きに渡る眠りから目覚めるというニュースが報じられた、彼を崇拝していたはずの主人公たちは何故歓迎されるべき「目覚め」を阻止しようとするのか?
天才科学者は人類滅亡を企む異星人で、滅亡に至らしむ方法は…人類は宇宙へ出られない、地球に繋がれた囚人だ!と告げて絶望の淵に追い込み、その集団意識エネルギーによって地球を破壊するというもの。効果を最大限に引き出す為に異星人は地球に潜り込んで英雄となった。
宇宙開発へ乗り出す希望が満ち溢れるよう人類を先導した神の様に崇められる英雄が、それを打ち砕く。
といった物語で、人類が救われたかどうかは作品を読んでお確かめ下さい。
人工衛星落下のニュースでスペースデブリ、宇宙のゴミ問題も暫く取り上げられてないなあと思った次第。一時期は宇宙ゴミで衛星軌道上が埋め尽くされロケットの打ち上げなどままならない状態になるのでは?と言われてました。
掃除しないと、地球という「ゴミ屋敷」から出られなくなるかも。
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